世界を変えるデザイン・・・やりがいのある仕事を。
以前、告知した本ですが、私は監訳だけの役割ですが、BOPビジネスや途上国のビジネスに関心がある方には、すごい面白い本なので、ぜひお手に取って見てください!
http://www.eijipress.co.jp/blog/2009/11/02/4725/
編集者の方と、この本について話した時に、これを世界を変えるものにしようという意見でまとまりました。笑
いや、「革命」をおこそう、です。
現在は、デザイナーたちが素材を選び、企業が生産し、
素材が大量に消費され、廃棄され、使われる世界。
消費、生産のサイクルが、膨れ上がっていく世界。
イギリスのCO2削減のコマーシャルを見ていると、「このおとぎ話にハッピーエンドはあるの?」と子どもが尋ねるCMがあるのですが、
まさに、「この世界にハッピーエンドはあるのだろうか」。
この世界をどう変えるか、は製品を作るデザイナー、そして企業が握っている。
この本はそんなことを伝えてくれています。
編集者のTさんと、この本をどうやって紹介していこう、と話した時、日本でなにかやりがいのある仕事をしようと思っている人たちを元気づけて行動させよう!という、とってもシンプルな目的に落ち着きました。
(私が勝手にそう思ってただけかもしれませんが… 笑)
そんな中、ブックファーストで5位に入ったそうです。
ありがたいことです。たくさんの方が読んで、なにかが変わるといいなと心底思います。
うれしい記事を見つけました。
http://www.ringolab.com/note/daiya/2009/11/post-1105.html
それから日経新聞(11月4日夕刊)で書評で紹介していただき、5つ星をいただいたようです。
やはりデザイナーの方々の心にぐさぐさ刺さっていく内容なのだと思いますが、ものづくり、電気メーカーの方々からも色々な反応をいただいています。
日本人はやはりモノづくりに心が動く。
そして、実は本当にすごい技術を隠し持っているのだが、
それを、喜ばせたいと思う人のために使いたいと思っている。
そんな仮説があたったような気がしています。
再来週に、デルフト工科大学に行き、デザイナーのイローナと話をするので、「日本の人たちの心が少し動き始めるかもしれないよ、面白いことをおこせるかもしれないよ」と報告しようと思っています!