お金よりもアイデアを。

「お金は全くない。私はね、500シリング出すのも苦しい。だけど、アイデアならある。」と言って、「yes, yes, we don't need money, we need ideas! you are most welcome!!」と言われる毎日を送ってます。


どこのスラムを歩いてもSafeです。なぜなら、「金はないけど、アイデアはある人」だから… (笑)


BOPイノベーションラボの威力をみせつけられたというか、ああ、そうか、こういう良さがあったんだと。
自分で何が何だか分からず始めましたが、高野くん(もうすっかりネット上で少し有名人らしい)と共にBOPラボをアイデアや情報の集まる箱にしようとしたのが最初で、そこから凄い面白いことになってきたことが分かりました。


今わたしがケニアでやっていることをざくっと紹介します。気が付いたら、こういう形に落ち着いていたのですが・・・

1.ケニアに行く。
2.BOPイノベーションラボのアイデアボックスをチェックする。
3.ケニアの現地の人と話して、アイデアボックスに入っている技術が使えるかどうかを検討する。
4.良いものもあれば、悪いものもあるので、取捨選択をする。
5.宿題をもらって帰る。こういう技術をください、というような宿題。
6.宿題をBOPラボにこれから投げる。


勝手に趣味でケニアに来たわけですが(笑)、この趣味活動がすごいインパクトを与えていて面白いなあ、と思っています。想像以上に良いインパクトです。


これも、質問魔の私+アイデア箱という組み合わせでできたからで、それによってBOPラボが世界に役立つ仕組みができつつあるのだから面白いです。人の欠点は生かせってやつですね。


私が繰り出す質問ぜめに対して、みんなが一度「????」になった後、次第に「これは面白いかも」と変わっていくのを見るのが面白い。


いきなり、現地の活動団体で働くケニア人おじさんの目に輝きが!!!!
Shining in your eyes!!


非常にエキサイティングな日々を過ごしています。
いろんな人の既成概念を壊しながら歩くのは楽しいですね。(私も、私の既成概念を壊さないと・・・)


目をキラッキラさせる人が勝手に増殖する世界を作ることが私の夢です。